セガ × PSO2 ニュージェネシス
Phantasy Star Online 2 New Genesis — Discord コミュニティ運営
SEGA の長期運営 MMORPG 公式 Discord を、
2 年半以上にわたって継続運営する。
Executive Summary
この事例の要点を 3 つのカードで
長期運営型 MMORPG「PSO2 ニュージェネシス」のファン熱量を、公式運営の負荷なく持続的に維持したい。タイトル発売後の継続的なコミュニティマネジメントは経営課題。
SHINSEKAI 独自の 3 エリア設計 (インフォメーション・アクティビティ・ロイヤリティ)を Discord 構造に適用、nest コミュニティマネージャーネットワークから専門 MOD を派遣する運営体制を実装。
PSO2 NGS で 2 年半継続運用、オンボーディング率 10% 改善。セガ PSO2 NGS で実装した Discord 運営フレームワークが、セガ 他タイトルへも横展開する基盤になりました。
株式会社セガ
01
Challenge/ 課題の本質
PSO2 NGS のような長期運営型 MMORPG では、タイトル発売後の継続的なファン熱量維持が経営課題です。アップデートや新シーズンごとに盛り上がりは生まれる一方、その熱量を 日常の場として持続させる仕組み は、ゲーム本体の開発・運営とは別軸の専門性を要します。
株式会社セガはゲーム本体の開発・運営に集中するため、Discord を中心としたコミュニティの専門運営をパートナーに任せたい — そんな構造的なニーズが、複数 IP に共通して存在していました。社内に専任体制を抱えるには負荷が大きすぎ、しかし放置すればファンの離脱は避けられない。「公式運営の負荷ゼロでファン熱量を維持する」ことが、複数タイトル共通の出発点でした。
02
Approach/ 戦略設計
SHINSEKAI Technologies は、自社フレームワーク「3 エリア設計 (インフォメーション・アクティビティ・ロイヤリティ)」(インフォメーション / アクティビティ / ロイヤリティ) を Discord サーバー構造に適用しました。情報配信・交流・ロイヤルファン施策の 3 層を意識的に分離することで、新規参加者にも長期ファンにも居場所が生まれる設計です。
運営チームは、SHINSEKAI Technologies が運営する nest コミュニティマネージャーネットワークから、IP 特性に合わせて専門 MOD をアサイン。さらに AI モデレーション / Bot による KPI 計測の自動化を組み合わせ、人手の温度感と機械の継続性を両立しています。
03
Implementation/ 実装と運用
2023 年の PSO2 ニュージェネシス Discord 初期構築から、SHINSEKAI Technologies の セガ 案件はスタートしました。3 エリア設計 (インフォメーション・アクティビティ・ロイヤリティ)を Discord 構造に適用し、nest のコミュニティマネージャーネットワークから専門 MOD を派遣することで、セガ 公式側の運営負荷をかけずに継続運営できる体制を構築しています。
月次運用レポート + 週次定例 + KPI ダッシュボードのサイクルで、運営施策をデータで継続改善。導入から 2 年半で、オンボーディング率は 10% 改善しました。
AI モデレーションも段階的に導入し、人間の運営担当者は「ファンとの本質的な対話」に集中できる体制を構築。長期運営型 IP に最適化された Discord 運営基盤として、今も進化を続けています。
※ 本フレームワークは セガ の他タイトル(サカつく / P5X 等)にも展開中。
04
Outcome/ 成果と学び
PSO2 NGS Discord は 2 年半継続運用 という、長期運営型 IP コミュニティとして稀少な実績を積み上げました。継続最適化の積み重ねにより、オンボーディング率は 10% 改善(出典: )。新規参加者がコミュニティに定着するまでの導線が、運営知見の蓄積とともに磨かれています。
そして PSO2 NGS で確立した運営パターンは、セガ 複数タイトル(PSO2 NGS / MJ / サカつく / P5X)横断 に展開。タイトル間でコミュニティマネジメントの知見を共有する体制が定着し、新規タイトルの立ち上げや海外向け Discord 構築でも、過去の運営知見をテンプレート化して活用できる状態が整っています。
05
Future/ これから
2025 年以降は、AI エージェントによる運営支援の検討を本格化しています。VC 読み上げ Bot やゲーム ID 連携といった機能的な自動化に加え、コミュニティマネジメントそのものを AI と人間 MOD のハイブリッド体制へと進化させる構想です。
SHINSEKAI Technologies は、セガ 全社のタイトルポートフォリオに対し、コミュニティ運営の知見を 会社の資産として共有・蓄積するパートナーとして、引き続き伴走していきます。
Impact
長期運用 IP × Multi-IP 横断の Discord 運営、2 年半継続の実績。
Key Principles
この事例を支えた SHINSEKAI Technologies の設計思想
01
公式運営の負荷ゼロでファン熱量を維持
長期運用 IP のコミュニティを、ゲーム本体運営とは独立した専門体制で支える。発売後の継続的なファン熱量維持を、運営の構造として設計する。
02
nest ネットワークから専門 MOD アサイン
SHINSEKAI Technologies が運営する nest コミュニティマネージャーネットワークから、IP 特性に合わせて専門 MOD を選抜・派遣する確立フロー。
03
3 エリア設計 (インフォメーション・アクティビティ・ロイヤリティ) × Discord
セガ 複数タイトル間で運営知見をテンプレート化・共有。新規タイトル立ち上げ・海外展開で、過去の運営パターンを資産として活用できる体制。
Credits
このプロジェクトに携わったチーム


