catch-img

【後編】コミュニティ市場の可能性!企業ニーズと成長領域

この記事はシンセカイテクノロジーズの運営する「nest」についてのインタビュー記事となります。

前編では「プロダクト概要」「内容やカリキュラム」についてお伺いしましたが、後編となる今回は「コミュニティ領域の市場規模」と「nestの展望」についてお伺いしました。ぜひ2本合わせてご覧ください!

  コミュニティ運営人材マッチングプラットフォーム『nest』で学べることとは?【前編】 この記事はシンセカイテクノロジーズの運営する「nest」についてのインタビュー記事となります。 株式会社SHINSEKAI Technologies

コミュニティ領域の市場規模

-コミュニティという市場の需要についてどう捉えていますか?

以前、日本マーケティング学会にNTPの人間としてジョインして参加してきましたが、コミュニティマーケティングが重要になると言われていました。

その背景には、ユーザーの消費の多様化があると思います。ユーザー1人1人の趣味嗜好の尖り方が大きくなってきていて、こだわりが強くなってきています。また、1対多ではなく多対多の関係性が強くなってきていることも感じます。

コロナでその傾向は加速しました。外を出歩き、偶然の出会いの中から衝動買いみたいなことがオンラインの体験ではまだなく、欲しいものをピンポイントで買いに行くので自分が好きなものが明確になってきています。

-企業も求め始めているのでしょうか?

シンセカイテクノロジーズでも問い合わせいただく機会が増えており、需要が大きくなっていることは感じます。企業が求める価値としてはCRM的な側面もマーケティング的な側面も両方あります。

CRM的な側面に関しては、データとして証明されていることですが、新規の顧客獲得コストよりも今のお客さんをしっかり囲い込んでリセールに繋げていくコストの方が5分の1に抑えられます。そのため、コミュニティを作り接点を増やした方が良いのではないかという考えを持つ企業が増えています。また、お客さんのニーズとして新しい商品を作るときにコミュニティとセットで作り上げていきたいというニーズも生まれています。

出典:https://blog.since2020.jp/glossary/1-5/

マーケティング的な側面は、まだ企業側も本当にコミュニティマーケティングがうまくいくのか懐疑的に考えていることが多いです。しかし、マーケティングの潮流としては、SNSマーケやインフルエンサーマーケからコミュニティマーケティングに移行している部分はあるので、その予算をコミュニティマーケティングに割り振ってもらうこともあります。

これからの時代はCRM利用でもマーケティング利用でもコミュニティを活用することは当たり前になっていくと考えています。

-現在のコミュニティ市場とその課題について教えてください

市場は盛り上がってきているので、コミュニティ運営をサポートするツールは他社さんも出しています。ただ、実際にそれを運用できて盛り上げていける人材が出てこなかったら尻すぼみになっていきます。

僕らはコミュニティを盛り上げる人材を派遣していくビジネスなので、お客さんにとっては盛り上がるかどうか不安なままコミュニティを作るのではなく運営人材として最初からいることが強みです。

僕らとしてはツールを提供しただけではコミュニティを作れないという前提のもとで考えていて、だからこそそこで活躍できる人材を育成、輩出しています。

企業がコミュニティを作りたいと考えた時、それを盛り上げられる人材がnestを探せばいるというポジションを築いていきます!

今後の展望

-改めてnestにしかない強みを教えてください

これまでのWeb2系のコミュニティマネジメント系の組織や団体はあると思います。例えば、コワーキングスペースのコミュニティマネジメントを学ぶイベントやコミュニティは存在します。

ただ、デジタルコミュニティの運営を体系的に学べるところはまだないと思います。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000115234.html

また、先ほどお話しした通り、シンセカイテクノロジーズではコミュニティを科学するコミュニティラボを運営しており、自社で実際にクライアントのコミュニティ構築をサポートする事例を多く実施しています。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000034.000115234.html

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000090.000115234.html

その実践の中で検証した事実やグローバルでのユースケースや学問的な内容を元に言語化、カリキュラムを作成していることも強みだと考えています。


コミュニティ構築や運用を考えられている方は、ぜひ弊社にご相談ください。

-今後も市場規模が伸びていくと考えていますか?

もちろんです。コミュニティマネジメント市場はきちんと市場規模として算出されているデータがあまりありません。それだけ新興の市場であり、海外を見ても著名なスタートアップがあるわけでもありません。

しかし、NFTを介在したコミュニティが盛り上がっているところは見ても、Web2企業がコミュニティを利用し始めている事例を見ても、今後コミュニティが求められる未来は来るのではないかと考えています。

有名なメーカーや企業がコミュニティを大事にする潮流ができていくと大きな時代の波には抗えないので、コミュニティが大事という価値観ができてきます。シンセカイテクノロジーズとしても、コミュニティが大事という価値観を広げ、コミュニティを言語化し、産業を作っていくという覚悟で活動しています。

-現在特に取り組んでいること、課題はありますか?

クライアント企業様とnest内のコミュマネのマッチングの質向上には注力しています。nestの仕組みの中で育成カリキュラムや実際の案件に参加する前の個別面談はありますが、実際に働いてみないとわからないこともあります。

企業様の期待値、そしてコミュマネ人材の期待値の双方が存在するので、お互いの期待値のコントロールとコミュマネ人材の強みを見極めながらしっかりとしたマッチングを行っていけるようにしたいと考えています。

最後に

-今後の意気込みについて教えてください

nestは現在600名ほどの規模ですが、より多くの方にご参加いただきたいと思っております。nestが拡大するというのは、コミュニティ運営に携わる人が増えるということなので、コミュニティ運営という市場を広げながら、適切にマッチングを行い、そこに参加したいと思う人を増やしていきます。

また、ここまでコミュニティに対して科学したり、人と人に向き合って丁寧にマッチングしているサービスは世界的に見ても存在しないので、海外展開も見据えて構築していく展望もあります。

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000115234.html

-お知らせはありますか?

nestに興味を持ってくださった方には、ぜひ以下のリンクからDiscordにご参加をしていただければ幸いです!ぜひお話しさせてください!
https://discord.gg/6krpQaPFTn

-ありがとうございました!

はい、ありがとうございました!


以上、後編でした!

<nestへの参加>
Discordへ参加申請
https://discord.gg/6krpQaPFTn


シンセカイテクノロジーズが提供するサービスに興味がございましたら、以下からご相談いただくか資料のダウンロードをよろしくお願いいたします。