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【コミュニティ運用入門】基礎知識と成功のポイント

本記事ではコミュニティ運用における基礎的要素と運用のポイントをまとめています。


目次[非表示]

  1. 1.コミュニティ運用の基礎
    1. 1.1.コミュニティ運用に必要な3つの要素
    2. 1.2.コミュニティは金魚の水槽のようなもの
  2. 2.コミュニティ運用の陥りがちな罠
  3. 3.まとめ:コミュニティ運用のポイントは3つ


「コミュニティ」は新たなユーザー・お客様との繋がり方として注目されている施策です。

コミュニティ運用の基礎

まず、コミュニティとは何なのか? を改めて振り返ってみましょう。


コミュニティとは

共通の目的や興味、地域などによって結びついた人々の集まりを指す言葉。
情報の共有、相互支援、意見交換などを通じてその目的や興味を深めることで人同士のつながりを強化できる。
コミュニティは、その形態により地域コミュニティ、オンラインコミュニティ、趣味コミュニティなどと分類される。

ざっくりとした定義ですがコミュニティにはこのような役割や意味があります。

共通項をもった人物が3人でも集まれば、それはもうコミュニティと呼べるかもしれません。


コミュニティ運用に必要な3つの要素

コミュニティの意味を振り返ったところで、運用や施策に必要な基礎となる要素を洗い出してみましょう。

  1. プラットフォーム(箱)
  2. コミュニティメンバー
  3. コミュニティ運営

この3つがあれば、最低限のコミュニティ運用が可能となります。


①プラットフォーム(箱)

プラットフォームはいわゆる箱と呼ばれる要素です。

XなどのSNSを始め、LINEオープンチャット、Discordなどのコミュニケーションツールもこれにあたります。

用意したプラットフォームにコミュニティメンバーを集め、コミュニケーションの場として提供しましょう。



②コミュニティメンバー

コミュニティを形成するうえで欠かせない要素です。いくら箱を用意してもそこに入ってくれるメンバーがいなければコミュニティは形成できません。

複数のSNSを活用しコミュニティに入りたいと思ってもらえるメンバーを集めましょう。

こういったマーケティング活動は、コミュニティ運用や施策を開始するにあたって、必要不可欠な活動といえるでしょう。



③コミュニティ運営

いわゆる管理者です。健全かつ快適なコミュニティ運用をするうえで、監視やコントロールをできる運営人員がいる・いないとでは大きな違いがあります。

不適切な発言や投稿をブロックし、コミュニティメンバーの心理的安全性を確保することでより過ごしやすいコミュニティ形成が可能になります。


コミュニティは金魚の水槽のようなもの

コミュニティは生き物とその生きる環境のようなものです。まさに金魚の水槽ですね。

ご飯や生きることに適した環境がないと育ちません。

例えば、プラットフォームだけを用意してメンバーがいなければ、金魚のいないからっぽの水槽です。

また、コミュニティ運営がいなければ餌のない水槽になって金魚は飢えてしまうでしょう。

コミュニティを構成する3つの要素

このように基礎的要素の3つはコミュニティを形成するうえで欠かせません。

弊社ではコミュニティをロジカルに落とし込んだ運用を得意としていますので、
コミュニティ運用にお悩みの方は、下記フォームよりお気軽にご相談ください。


コミュニティ運用の陥りがちな罠

コミュニティ運用を行う中で陥りがちな罠がいくつかあります。

運用を行う中で陥りがちな状況をご紹介します。

この3つはすべて、実際に起こった「コミュニティ運用」の失敗例です。

  • とりあえずプラットフォームだけ用意したが人がとどまってくれない
    • コミュニティを運用できているとは言えない状況に…はいってくれるけど留まってくれない!!
  • コミュニティを作成し、メンバーも入ったが盛り上がらない
    • 1000人近くいても発言者0人…なぜこんなことに?
  • 情報を投稿しようにも手を付けられない状況になってしまった
    • 運営が投稿すると批判的な返信がついてしまい炎上リスクを抱えることに…


これらが起こり得る原因は何でしょう?


それは基礎的要素であるコミュニティ運営による管理やコントロールが不足していること。

プラットフォームを用意した、コミュニティメンバーもいる。この2つの要素だけではコミュニティは正常に機能しません。

金魚の水槽の例えを思い出してみましょう。餌がないとコミュニティという水槽の中で金魚は生きていけません。

基礎である3要素を満たしつつ、適切な運用知識をもってコミュニティと向き合うことが大切です。管理・監視することは人員コストがかかります。しかし、コミュニティやメンバーを活かすために必要なコストであると割り切って運用していきましょう。

弊社ではコミュニティ専門人材をご用意し、コミュニティの規模や目的に合わせた人員を選出・運用に関わっています。
コミュニティ運用をお考えの方は、下記フォームよりお気軽にご相談ください。


まとめ:コミュニティ運用のポイントは3つ

コミュニティ運用の基礎的要素と陥りがちな罠についてご紹介してきました。

これらのことからわかる運用のポイントは3つ

  1. コミュニティは生き物! コミュニティの基礎「3要素」をすべて満たす
  2. 「箱」だけ用意しても盛り上がらない
  3. 適切なコミュニティ運用が健全なコミュニティ形成につながる

シンセカイテクノロジーズでは豊富なコミュニティ運用経験と、独自の理論を活かしたコミュニティ運用を行っています。

運用の代行も承っていますので、ぜひコミュニティについて考えたい!という方はお声掛けください。


コミュニティ運用にお悩みの方は、下記フォームよりお気軽にご相談ください。