セガ × プロサッカークラブをつくろう!2026
Pro Soccer Club o Tsukurou! 2026 — Global Multilingual Discord
「プロサッカークラブをつくろう!2026」の公式 Discord を、
日・英・繁体字の 3 言語で運営する。
Executive Summary
この事例の要点を 3 つのカードで
国内伝統 IP「サカつく」を、最初からグローバル基本プレイ無料タイトルとして再起動。ローンチ当日から日・英 で稼働させ、その後 繁体字を含む 3 言語へ拡張する公式 Discord 体制が必要だった。
日 + 英 2 名体制でクローズドベータから初期構築、1 月のグローバルリリース後は 日・英・中 計 10 名体制 (4 / 3 / 3) へスケール。「中の人とかたろう!」「試合観戦雑談会」等のオリジナル企画を月次で実装。
2026 年 1 月 22 日 グローバルリリース 達成。クローズドベータ期のオフライン音声イベントには 100 名以上 が参加し、荒れることなく完了。ローンチ後オフライン大会 + セガ 本社訪問同行へと展開中。
株式会社セガ
01
Challenge/ 課題の本質
「サカつく」は、株式会社セガが長年展開してきたサッカークラブ経営シミュレーション IP です。シリーズ最新作「プロサッカークラブをつくろう!2026」は、最初からグローバル基本プレイ無料・クロスプラットフォームで再起動するという、シリーズ史上もっとも野心的な前提でリリースされました。
従来の国内タイトル運営とは前提が違います。ローンチ当日から、日本語ファンと海外ファンを同じ公式 Discord に迎え入れる必要があり、コミュニティの運営オペレーションは「言語」「タイムゾーン」「文化」の 3 軸で同時に走らせる設計が求められました。さらに、ローンチ後の市場フィードバックを受けて、当初 日 + 英 2 言語で立ち上げた公式 Discord に、繁体字チャンネルを追加する判断も必要になります。
「グローバル IP の公式コミュニティを、ローンチ当日から多言語で運営しきる」— これが、サカつく 2026 におけるコミュニティ運営の出発点でした。
02
Approach/ 戦略設計
SHINSEKAI Technologies は、セガ PSO2 NGS で確立した 長期運営型 IP の Discord 運営フレームワークを、サカつく 2026 にも適用しました。3 エリア設計 (インフォメーション・アクティビティ・ロイヤリティ) (インフォメーション / アクティビティ / ロイヤリティ) を Discord 構造に落とし込み、新規参加者にも長期ファンにも居場所が生まれる骨格を、ローンチ前に確定しています。
運営体制はクローズドベータ期から段階的に組成。クローズドベータ 〜 ローンチ前は日・英 各 1 名の 2 名体制で小さく始め、市場の反応を学習。2026 年 1 月のグローバルリリース後は、日 4 名 ・ 英 3 名 ・ 中 3 名 の 計 10 名のモデレーター体制へスケールします。各言語につき 1 日 4 時間 の管理・モニタリング・保安活動を、nest コミュニティマネージャーネットワーク から派遣する専門 MOD で支える設計です。
03
Implementation/ 実装と運用
2025 年 6 月から始まったクローズドベータ期間中、SHINSEKAI Technologies は セガ との週次定例を回しながら、Discord サーバーの初期構築・運用ルール策定・モデレーション基準の言語化を進めました。クローズドベータ期の サカつく音声イベント (2026-08-12 実施)には 100 名以上のユーザーが参加し、終始和やかな雰囲気で荒れることなく終了。ローンチ前の段階で、コミュニティ運営の "型" を実証することができました。
2026 年 1 月 22 日 12:00 のグローバルリリースに合わせ、運営体制は 計 10 名 (日 4 / 英 3 / 中 3) へ拡張。日次 4 時間 / 言語 の管理・モニタリングを軸に、月次で「中の人とかたろう!」(公式運営との対話イベント)、「試合観戦雑談会」(リアルタイム視聴 + コミュニティ内雑談) などのオリジナル企画を実装し、毎月「実施結果のふりかえり → 次回策の提案」のサイクルで継続改善しています。セガ 側にはゲーム内 ID と Discord ID を連携するための Bot 機能を要件設計レベルで共有し、ゲーム本体とコミュニティの境界を曖昧にする方向で連携検討を続けています。
ローンチ後、ユーザーからの要望を受けて 繁体字チャンネルを追加クローズ。アナウンスから実クローズまで 2 週間以上の予告期間を取り、コミュニティへの透明性を担保する運用ルールも同時に確立しました。
04
Outcome/ 成果と学び
2026 年 1 月 22 日、サカつく 2026 はグローバルリリースを予定通り達成。クローズドベータ期から本番運用へ、コミュニティ運営は中断なく接続されました。月次の 月間アクティブユーザー (MAU) 推移は セガ と週次共有し、運営施策と数値の連動をデータで継続改善しています。
SHINSEKAI Technologies が運営する Discord は、ローンチ後の山場でも荒れることなく安定稼働。ローンチ後の オフライン大会 (2026 年 6 月予定)に向けては、セガ 本社訪問同行も含めた一体型の運用を組み立てています。サカつく 2026 で確立した 多言語 (日・英・中) ・ Bot 連携検討 ・ オリジナル企画月次運用のセットは、セガ グループ内の他タイトルへの横展開資産として、社内に蓄積されました。
05
Future/ これから
サカつく 2026 のコミュニティは、リリース直後の盛り上がりを、長期運用フェーズ の熱量に変える局面に入っています。ゲーム内 ID と Discord ID の連携 Bot は セガ 側のエンジニアリングとともに要件を磨き、コミュニティとゲーム本体の境界をさらに曖昧にする方向で進化していきます。
SHINSEKAI Technologies は、PSO2 NGS / P5X 等で蓄積してきた長期運営型 IP コミュニティ運営の知見を、サカつく 2026 のグローバル展開にも還流させながら、セガ グループのコミュニティ運営パートナーとして引き続き伴走していきます。
Impact
グローバル × 多言語、ローンチ当日から並走する Discord 運営。
Key Principles
この事例を支えた SHINSEKAI Technologies の設計思想
01
ローンチ当日からの多言語並行運用
日・英 で開始、後に繁体字を追加。言語ごとに 1 日 4 時間体制の MOD を nest ネットワークから派遣し、タイムゾーンと文化差を運営体制に織り込む。
02
クローズドベータから本番まで連続運用
ローンチ前のオフライン音声イベントで「場所」としての Discord を温め、本番リリースに熱量を接続。中断のないコミュニティの "連続体" を設計する。
03
ゲーム × Discord の Bot 連携検討
ゲーム内 ID と Discord ID の連携 Bot を セガ 側エンジニアリングと共同で要件設計。ゲーム本体とコミュニティの境界を曖昧にする方向で進化。
Credits
このプロジェクトに携わったチーム



