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コミュニティの「送客」機能が今後のファンコミュニティ運営を変える?

コミュニティの持つ注目すべき機能「送客」

本記事ではファンコミュニティ運営において今後注目したいこの機能について簡単に解説します。

3つのポイントをおさえてコミュニティの新たな側面を理解しましょう!

目次[非表示]

  1. 1.課題:SNSから有料サービスへの「送客」の壁
    1. 1.1.送客とは?
    2. 1.2.ファン育成の壁
  2. 2.無料ファンコミュニティの新たな役割
  3. 3.コミュニティを活用した送客の仕組み


課題:SNSから有料サービスへの「送客」の壁

送客とは?

送客とは、他のメディアから見込み客を誘導してくることです。

メディアというと、雑誌や新聞、ラジオのマスメディアから、WEBメディア。
有名インフルエンサーのSNSやYoutubeも含まれるでしょう。

たとえば、Xを活用して呼び込みをおこない、別媒体へお客様やユーザーを呼び込むことをなどを指します。

「他のメディアの集客力によって見込み客を呼び込んでもらう」ことを送客と呼びます。

ファン育成の壁


例として、インフルエンサーがファン同士の交流、収益化を目的としたファンクラブを作成したいとしましょう。
インフルエンサーは一般的にSNSを活用してファンとつながっており、そこにいるフォロワー数=ファンクラブへの加入見込み人数となります。収益化を考えるとき、いかにこのフォロワーをファンクラブへ送客できるかが鍵となります。

しかし、多くのファンにとって、無料で楽しめるSNSから有料のファンクラブサービスに直接移行することは心理的なハードルが高いのが現状です。この"ジャンプの壁"が原因で、ファンの成長過程を十分にサポートできず、ファンクラブ自体が活性化しにくい状況が生まれているといえるでしょう。

ファン育成をSNSのみで完遂することは難しく、価格への納得感のために差別化をすればするほど工数もかかり、運用が大変になっていくのが現状です。

送客のプランニングについてもご相談いただけます。まずは資料ダウンロードでシンセカイテクノロジーズの取り組みについて知っていただけますと幸いです。

資料ダウンロード


無料ファンコミュニティの新たな役割


「ファン育成の壁」、この課題を解決するためには、入会無料のファンコミュニティを設けることが有効なのではないかと考えらえれています。

ファンコミュニティはファンの興味・関心を育てながら、ナーチャリング(育成)を行う場として機能します。

送客の図

この過程を通じて、ファン同士のつながりが強化され、次のステップとして有料サービスへの自然な移行を促すことができます。
無料ファンコミュニティでは、SNSよりも深いコミュニケーションが可能になり、ファン同士の交流も活発化することでしょう。

これにより、ファン層全体が盛り上がり、結果的に有料サービスへの移行率が向上します。

そして、ファンクラブへの「送客」が実現されるのではないでしょうか。


コミュニティを活用した送客の仕組み


ファンクラブへの送客装置としての役割はどのように果たされるのでしょうか?
この仕組みを分かりやすく説明するために、次の3つのエリアを想定します。

  • インフォメーションエリア
    • 広く情報を提供する場所。初めてのファンが訪れる導入部分。
  • 界隈エリア
    • 特定の興味やテーマでつながる場。ファン同士の交流を行う。
  • ファンエリア
    • コアなファンが集う場所。有料サービスや特典への誘導を行う。


送客コミュニティモデル

それぞれのエリアには、送客する仕組みを配置することで、次のステップへ進むための道筋を提供できます。

インフォメーションエリアのような広範なエリアでは多くの人にリーチしやすく、界隈エリアやファンエリアに進むにつれてコンバージョン率が高まります。

コミュニティを効果的に活用することで、ファン層全体のエンゲージメントが向上し、ファンクラブの集客や収益性を大幅に向上させることが可能となるでしょう。

今後のコミュニティ運営において、この仕組みは欠かせないものとなるはずです。

今回の記事でコミュニティがもつ送客機能に興味をもった、シンセカイテクノロジーズの取り組みについて知りたいと思われた方は是非「資料をダウンロードする」ボタンをクリックしてみてください。

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