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Web3 Discordとは?初心者向け基本用語・使い方ガイド

Web3の時代はNFTやFTを介してグローバルで接続し、新しい組織やコミュニティの形を形成しています。その中心にあるのが、Discordというプラットフォームです。

オンラインコミュニケーションツールとしてのDiscordは、ゲーマーからビジネスマン、Web3好きに至るまで幅広い層に支持されています。この記事では、Discordの基本からそのweb3との相互作用に至るまで、初心者の方々にもわかりやすく解説していきます。

※尚、Discordは非常に多機能のためこの記事では基本的な要素に絞って解説します。プラスアルファの活用やその他の機能はまた別の記事で解説します。


記事の内容に加え、Discordの詳細が気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。

Discordの基本

何ができるのか

Discordはテキストチャット、ボイスチャット、ビデオコール、画面共有などの機能が存在するオンラインコミュニケーションツールです。友達と一緒にゲームをしたり、仕事のプロジェクトを共同で進めたり、趣味のコミュニティで交流したりするのに最適です。

元々、ゲーマー向けの高品質なコミュニケーションツールに特化して誕生し、ゲーマーから非常に好評となり人気となりました。現在も基本ユーザーはゲーマーですが、Web3業界の基本的なコミュニケーションツールとしても利用されています。

(出典:AIアート生成サービス「Midjouney」のDiscordサーバー)

Discordのアカウント作成と初期設定

アカウント作成は非常に簡単です。公式サイトからアプリをダウンロードし、メールアドレスとパスワードを入力するだけで完了します。初期設定では、プロフィール画像の設定や通知設定など、自分に合ったカスタマイズが可能です。

PC、スマホどの端末でもネイティブアプリが存在します。

(出典:https://discord.com/download)

Discordの基本用語と概念

サーバーとチャンネル

Discordには「サーバー」と「チャンネル」という機能があります。

サーバーは、特定のコミュニティやグループが集まる場所です。趣味や興味に合わせて参加することができ、友達と自分だけのプライベートなサーバーを作ることも可能です。

チャンネルはサーバー内でのコミュニケーションの部屋のようなもので、特定のトピックや用途に応じて分割することができます。

Slackで言えば「ワークスペース = サーバー」でチャンネルは同じくチャンネルです。

サーバーもチャンネルもどちらも自分で自由に作成することも可能ですが、まずは自分が興味があるサーバーやNFTを購入したプロジェクトのサーバーに参加して、各チャンネルでコミュニケーションを楽しむ事をお勧めします。

チャンネルの種類

チャンネルには5種類存在し、それぞれオープンかプライベートを選択できます。

1つずつ解説します。

Text:一般的なチャンネル。双方向的な会話を自由に行うことが可能。

Voice:Zoomのように音声や動画を通してリアルタイムで交流が可能。

Forum:多岐に渡る会話を一元管理できる(下記の画像を参照)。

Announcement:管理者からの一方公的なお知らせを通知。

Stage:Zoomウェビナーのように登壇者とゲストの形式で音声や動画配信が可能。

(出典:AIアート生成サービス「Midjouney」のDiscordサーバー)

ロール

Discordの理解で外せないのが「ロール」です。Discordは参加者の自由にロールを付与し、サーバーを管理します。

Slackでも管理者アカウントやメンバーアカウント、ゲストアカウントで利用できる機能や閲覧できるチャンネルに差がありますが、Discordにおけるロールもそれと同じです。ロールによって閲覧・発言できるチャンネルを制限したり、イベントで発言できる人の制限も可能です。

Web3コミュニティではNFT保有者に対して「ホルダー限定ロール」を付与することで、ホルダー限定チャンネルを作成し、会話をしています。このロール付与の自由度の高さとカスタマイズ性はWeb3コミュニティがDiscordを利用する大きな理由の1つとなっています。

その他

他にも、サーバー毎にオリジナル絵文字の追加等、連携アプリの導入によって、自由にサーバーをカスタマイズできます。アプリによる拡張性の高さもDiscordの魅力です。

Web3コミュニティも連携アプリを導入して、NFT認証やDiscord内でのトークン配布などを自動化しています。

(出典:https://discord.com/application-directory)


弊社は自社プラットフォーム(MURAコミュニティ)に加え、Discordのコミュニティ運営支援も行っているため、ご興味ございましたらぜひ以下から資料をダウンロードしてください。


Web3とDiscord

ここまで説明してきた通り、DiscordはWeb3関連のコミュニケーションの中心地となっています。暗号資産やNFTのプロジェクトが集う場所として、新しいトレンドや情報交換のプラットフォームとしての役割を果たしています。

その理由は大きく2つ存在すると考えられます。

・既存SNSと分離した非公開で匿名カルチャーとマッチした

・連携アプリの存在でトークンゲートやトークンによるエンゲージメント増加が簡単に実装できた

Discordの網羅的な機能やサービスとしての使いやすさ、グローバルでユーザーが存在していたことなどの基本的な性能はもちろんありますが、そこに加えてWeb3の匿名カルチャーとWeb3コミュニティに必要な機能を網羅できたことによって、Web3コミュニティが利用し始めました。

初期のWeb3プロジェクトが使い始めたことで、現在もほとんどのWeb3コミュニティはDiscordを利用しています。

まとめ

ここまでDiscordの基本用語と使い方、そしてWeb3コミュニティとの繋がりについて解説しました。

冒頭でも述べた通り、Discordは非常に多機能でカスタマイズ性が高いのでここに書かれている以外にも多くのことができますが、基本用語はここで書いた内容なので、まずはこの記事を読んでいただければDiscordに参加して楽しむことができるはずです。

正直、あまり触れたことがない人からすればDiscordは少し使いづらいと感じるかもしれませんが、基本はコミュニケーションツールなのでSlackなどと変わらず、オンラインでやり取りができる場所です。

アプリのダウンロードも利用も基本は全て無料ですので、自身が購入したNFTがある方はそのNFTプロジェクトのサーバーに、他に気になるサーバーがあれば参加してみて、どういう会話が行われているのかを覗いてみる事をお勧めします!


【Discordを活用したコミュニティ支援の事例】

NFT IDOL HOUSE コミュニティ支援

ブロックチェーンゲーム「SNPIT」コミュニティ支援

KONAMI初のweb3プロジェクト「PROJECT ZIRCON」コミュニティ支援


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